【第2回 研究者のチャレンジのための実験・調査実施前ワークショップ】申込のご案内

行動経済学会員の皆様へ

この度、行動経済学会は、実験や調査を実施する前の計画段階において、リサーチ・デザインの構想を発表するための場として、表題のワークショップを開催することを決定いたしました。ワークショップでは、フィールドTOP誌以上に挑戦できるような、より優れた実験・調査の実現につなげることを目的に、TOP誌やフィールドTOP誌でのエディター経験や掲載経験をもつ研究者から直接コメントを受けることができます。

2025年度は、第28回実験社会科学カンファレンスの協力のもと、6月28日(土)に、明治大学で開催いたします。皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

【日 付】2025年6月28日(土) ※第28回実験社会科学カンファレンス1日目

【開催様式】対面

【場 所】明治大学・駿河台キャンパス

https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

【募集分野】広い意味で、行動経済学または実験経済学・実験社会科学に関連のある実験・実証研究で、かつ、実験・調査が未実施の研究(実験・調査計画をオンライン・レジストリーに登録が可能な程度に計画が詰められていることが望ましい)。

【募集対象】発表枠数は3枠。応募時点では行動経済学会員であることを必須としない。

※最優秀賞に選出され、その賞を受け取る場合には、入会を条件とします。

※応募者多数の場合は、研究内容に加えて、博士号取得後の研究期間が15年以内の研究者または大学院生であることを考慮して、運営委員会及び予定討論者が選考を行います。

【発表形式】発表者15分程度、討論者15分程度、全員でのディスカッション10分程度を予定。各報告の討論者は研究内容等を踏まえて運営委員会が決定します。

※予定討論者(敬称略):亀井憲樹、亀田達也、渡辺安虎

※運営委員会は、発表者だけでなくオーディエンスを含め、すべての出席者の氏名・連絡先情報を運営委員会が把握する予定です。さらに、出席者には、発表内容の記録や盗用は禁止とする等の項目に同意することを求めます。これらは盗用のリスクを下げることを目的とした対策です。

※発表者には、ワークショップ終了後速やかに、実験・調査計画をオンライン・レジストリーに事前登録することを推奨します。

【最優秀賞】特に優れた研究計画を「最優秀賞」として選出します。

※副賞10万円(本実験・本調査実施前のパワー計算のためのプレ実験や質問文調整のためのプレ調査などに使用されることを想定しています)

【応募締切】2025年5月6日(火)

別添の「応募申請書類」に記入の上、そのファイル(WordまたはPDF)を、下記リンク先の応募フォームからアップロードしてください。あわせて、氏名・所属・職名または学年・連絡先・研究名を記入してください。

https://forms.gle/cuzPj5ktAAZD42W38

※アップロードがうまくできない場合は、下記の問合せ先までご連絡ください。

2025年6月上旬頃までに発表者およびプログラムを決定します。応募者多数の場合、選考によって不採択となる場合があります。採択・不採択にかかわらず、応募申請書類データは、ワークショップ終了後に運営委員会が責任を持って消去します。なお、プログラム編成のために実験社会科学カンファレンスと情報を共有することがある点をご承知おきください。

企画:行動経済学会、協力:第28回実験社会科学カンファレンス

運営委員会:黒川博文、林良平、小島健 問合せ先:kurokawa@kwansei.ac.jp(黒川)